BMWのオートブレーキホールド機能について紹介します。すべて2020年2月現在の現行車に限ります。
BMW X3についての記事はこちら
・【オーナー記録】BMW・X3(2018年式ディーゼル車)の検討から購入に至るまで
・【オーナー記録】BMW・X3オーナーになって1年半のリアルな感想と使い勝手
ブレーキホールドとは、信号待ちなどでの完全停止中に、ブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持し続ける機能です。アクセルと踏むと再発進します。
詳しくはこちら
【最新版】国産&輸入車搭載車一覧!超便利なオートブレーキホールドとは?
BMWでは「オートマチック・ホールド」と呼称しています。
BMWでは、2シリーズ(ツアラー2種、クーペ、カブリオレ)、X1、X2を除いた車種に搭載されています。2019年発売の新型1シリーズにもホールドを採用したので、上記のモデルも次期型には搭載されるのではないでしょうか。
搭載車種 | 車両価格 |
1シリーズ | 3,340,000〜6,300,000円 |
2シリーズ グランクーペ | 3,690,000〜6,650,000円 |
3シリーズ セダン | 4,610,000〜9,800,000円 |
3シリーズ ツーリング | 4,940,000〜10,050,000円 |
5シリーズ セダン | 6,630,000〜10,990,000円 |
5シリーズ ツーリング | 6,960,000〜11,330,000円 |
6シリーズ | 8,430,000〜9,190,000円 |
7シリーズ | 11,110,000〜25,700,000円 |
8シリーズ クーペ | 12,600,000〜17,460,000円 |
8シリーズ カブリオレ | 13,590,000〜18,730,000円 |
8シリーズ グランクーペ | 11,520,000〜17,150,000円 |
X3 | 6,710,000〜8,960,000円 |
X4 | 7,830,000〜9,990,000円 |
X5 | 9,380,000〜13,540,000円 |
X6 | 9,900,000〜13,950,000円 |
X7 | 10,990,000〜15,950,000円 |
シフトレバー付近に「AUTO H」と書かれたスイッチ(EPBスイッチの横か下)があるので、このスイッチでオンとオフの切り替えができます。
ブレーキペダルで減速し完全停止します。
ホールドが作動すると、メーターパネル内に「AUTO H」(ブレーキホールドが作動している)と「P」マーク(EPBが作動している)が表示されるので、この表示を確認後ブレーキペダルから足を離します。
再度発進させる時は、アクセルペダルを踏むだけでOKです。
BMWのホールドは、一度スイッチをオンにしたら、手動で解除するまで付きっぱなしです。つまり、国産車に多いエンジン始動後に毎回ホールド機能を作動させる手間がないため、非常に楽です。
「ホールドをオンにしたと思ってブレーキを離したら、オフのままでクルマが進んでしまった!」なんてことも起こりません。
また、国産車では「運転手がシートベルトをしていないとホールドが作動しない」といった作動条件があったりしますが、BMWは特にありません。(私有地内で実証済み)
ブレーキホールドは、非常に便利な機能ですが、あくまでも運転補助の一機能に過ぎません。急勾配の坂道や悪天候による路面凍結などでは、ホールドが機能しない場合も可能性としてはあるため、ドライバーが責任を持って安全運転を行なってください。