スバルのオートブレーキホールド機能について | 搭載車＆使い方

2020年7月15日

スバルのオートブレーキホールド機能について紹介します。すべて2020年2月現在の現行車に限ります。

ブレーキホールド機能とは？

ブレーキホールドとは、信号待ちなどでの完全停止中に、ブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持し続ける機能です。アクセルと踏むと再発進します。

スバルのブレーキホールドについて

ブレーキホールドの名称

スバルでは「オートビークルホールド」と呼称しています。

搭載車種

スバルでは、現行車種のすべてのグレードにブレーキホールドが標準装備されているので、どの車種・グレードを購入しても無条件で付いてきます。

搭載車種	車両価格
インプレッサスポーツ	2,002,000〜2,706,000円
インプレッサ G4	2,002,000〜2,706,000円
レヴォーグ	2,915,000〜3,685,000円
WRX S4	3,432,000〜3,806,000円
レガシィ B4	3,135,000〜3,300,000円
レガシィアウトバック	3,410,000〜3,630,000円
XV	2,200,000〜2,926,000円
フォレスター	2,860,000〜3,157,000円

操作方法

1. ホールドスイッチをオンにする

シフトレバー付近に「AVH（オートビークルホールド）」と書かれたスイッチがあるので、このスイッチでオンとオフの切り替えができます。

2. クルマを停止させる

ブレーキペダルで減速し完全停止まですると、ホールドが作動します。

3. ホールドの作動＆停止状態の維持

ホールドが作動すると、メーターパネル内にAVH表示灯が点灯するので、この表示を確認後ブレーキペダルから足を離します。

4. 再発進

再度発進させる時は、アクセルペダルを踏むだけでOKです。

オートホールドが作動する条件

スバルのオートホールドは、以下のすべての条件を満たすと作動します。

・運転席のドアが閉まっている時
・運転席シートベルトを着用している時
・シフトポジションが「P」以外の時

スバルのオートホールドは、エンジン始動後に毎回作動させるタイプのホールドのようです。スバルのブレーキホールドは、ホールド作動後、約10分間ブレーキが保持され、10分経過すると自動で電動パーキングブレーキが作動します。運転席のシートベルトが外された時やプッシュエンジンスイッチをACCにした場合も同様です。

このタイプは国産車に多いですが、輸入車ではエンジンを切っても一度オンにしたら手動でオフにするまで作動したままのタイプや、停止後にブレーキペダルを奥に踏み込んでホールドを作動させるタイプのもののあります。

オートブレーキホールドキットとは？

エンジン始動後に毎回ホールドスイッチをオンにするのが面倒という場合には、「オートブレーキホールドキット」で、プチ改造する（自己責任）ことができます。

※対象はブレーキホールド機能が搭載されたクルマのみですので、非搭載のクルマにブレーキホールド機能を付け足すものではありません。

オートブレーキホールドキットでできること

・エンジン始動時に毎回オフ状態のスタートになるのを、エンジン始動時に自動でオン状態でスタートさせる
・純正の仕様に戻すことができる（＝オートブレーキホールドキットの機能を完全オフにする）

オートブレーキホールドキットの価格は？

車種によって異なりますが、3,000〜9,000円程度です。販売会社によっては、取付サポートデスクや1年間の保証が付いています。

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