ホンダのオートブレーキホールド機能について紹介します。すべて2020年2月現在の現行車に限ります。
ブレーキホールドとは、信号待ちなどでの完全停止中に、ブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持し続ける機能です。アクセルと踏むと再発進します。
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【最新版】国産&輸入車搭載車一覧!超便利なオートブレーキホールドとは?
ホンダでは「オートマチックブレーキホールド」と呼称しています。
ホンダでは、以下の車種にブレーキホールドが搭載されており、ほとんどが全グレードに標準装備です。2020年2月に発売となった新型フィットにも全グレード標準装備され、今後発売される車種やマイナーチェンジで、続々と採用されていくと思います。
搭載車種 | 車両価格 |
NEW フィット | 1,557,600〜2,536,600円 |
NEW アコード | 4,650,000円 |
オデッセイ (ハイブリッド車のみ) | 3,907,445〜4,314,852円 |
ステップワゴン (ハイブリッド車のみ) | 3,427,600〜4,094,200円 |
シビック ハッチバック | 2,948,000円 |
シビック セダン | 2,761,000円 |
CR-V | 3,290,100〜4,441,800円 |
ヴェゼル | 2,113,426〜3,528,800円 |
クラリティ FUEL CELL | 7,836,400円 |
クラリティ PHEV | 5,989,500円 |
レジェンド | 7,205,000円 |
インサイト | 3,322,000〜3,696,000円 |
NSX | 24,200,000円 |
シフトレバー付近に「BREAK HOLD」と書かれたスイッチがあるので、このスイッチでオンとオフの切り替えができます。
ブレーキペダルで減速し完全停止まですると、ホールドが作動します。
ホールドが作動すると、メーターパネル内にオートマチックブレーキホールド表示灯が点灯するので、この表示を確認後ブレーキペダルから足を離します。
再度発進させる時は、アクセルペダルを踏むだけでOKです。
ホンダのオートホールドは、以下のすべての条件を満たすと作動します。
・運転席シートベルトを着用している時
・シフトポジションが「P」「R」以外の時
・パワーモードがオンの時
ホンダのオートホールドは、エンジン始動後に毎回作動させるタイプのホールドのようです。ホンダのブレーキホールドは、ホールド作動後、約10分間ブレーキが保持され、10分経過すると自動で電動パーキングブレーキが作動します。
このタイプは国産車に多いですが、輸入車ではエンジンを切っても一度オンにしたら手動でオフにするまで作動したままのタイプや、停止後にブレーキペダルを奥に踏み込んでホールドを作動させるタイプのもののあります。
エンジン始動後に毎回ホールドスイッチをオンにするのが面倒という場合には、「オートブレーキホールドキット」で、プチ改造する(自己責任)ことができます。
※対象はブレーキホールド機能が搭載されたクルマのみですので、非搭載のクルマにブレーキホールド機能を付け足すものではありません。
・エンジン始動時に毎回オフ状態のスタートになるのを、エンジン始動時に自動でオン状態でスタートさせる
・純正の仕様に戻すことができる(=オートブレーキホールドキットの機能を完全オフにする)
車種によって異なりますが、3,000〜9,000円程度です。販売会社によっては、取付サポートデスクや1年間の保証が付いています。
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ブレーキホールドは、非常に便利な機能ですが、あくまでも運転補助の一機能に過ぎません。急勾配の坂道や悪天候による路面凍結などでは、ホールドが機能しない場合も可能性としてはあるため、ドライバーが責任を持って安全運転を行なってください。