コラム

初心者ドライバー必見!無意識にやってしまいがちな迷惑行為に要注意!

3月から4月にかけては、めでたく教習所を卒業した初心者ドライバーが増え、それに伴い初心者ドライバーによる事故やトラブルも増える時期です。
そこで今回は、初心者ドライバーやサンデードライバーが無意識にやってしまいがちな迷惑行為をいくつか挙げていきます。

速度が不安定

まず、走行速度が安定していないと後続車が走りづらくなり全体の流れも悪くなります。

スピードを出すのが怖いからといって50km/h制限の道路を30km/hで走行したり、ブレーキを頻発したりなどの行為は周囲の迷惑になります。

車の流れをよく認識し、適度な車間距離を保って運転をすることが安全に繋がります。間違っても運転中のスマホ操作やカーナビ操作は、ハイリスク・ゼロリターンなので絶対にやめましょう。

不必要なブレーキ

運転に慣れていないうちは、「対向車や障害物が怖い」「速度を出すのが怖い」「合流が怖い」などいった心理から、ついブレーキを踏みたくなってしまいますが、不必要なブレーキを連発していると最悪事故やトラブルを誘発する恐れがあります。

ブレーキは極力「停止する時」と「減速すべき時(急カーブや危険回避など)」で使用し、通常走行時の微妙な速度調整はエンジンブレーキで十分です。

インコースとアウトコース

運転経験の有無に関わらず、多くのドライバーが無意識にやっているのがインコースでの右折とアウトコースでの左折です。これだけでも一発で下手くそ認定です。

ショートカット右折とも言われますが、通常の走行ルートよりも内側を通過して右折する行為で、先頭で待機している車と接触する可能性があります。

また、カーブや左折で普通に曲がれる道路にも関わらず、右にハンドルを切ってから大きく膨らみ左折することもNGです。
相当狭い道路や鋭角な道路を除けば、普通乗用車ではわざわざバスやトレーラーのマネをする必要はありません。

交差点内・横断歩道上で停止

混雑した道路で進行方向が詰まっているにも関わらず交差点に進入してしまうと、結局そこで立ち往生することになります。

「前の車が進んだから自分も進んだ → あれ?交差点内で止まっちゃった!」というパターンがほどんどで、初心者に限らず漠然と運転しているドライバーの特技です。

こういう場合は、無理に詰めても余計に渋滞がひどくなるだけなので、前が詰まっているのが見えたら停止線で待機し、1台分のスペースが空いてから進みます。
せっかちな後続車がクラクションを鳴らしてくることもありますが、無視でいいです。

合流の加速車線で減速・停止

合流の加速車線では、絶対に止まってはいけません。(渋滞中および一時停止からの合流を除く)

本線がスムーズに流れているにも関わらず、合流の加速車線でブレーキを踏んで減速したり最悪停止してしまうと、後続車も十分に加速が出来なくなり非常に危険です。

また、合流時は加速車線の先端まで進んでから合流します。(ジッパー法、ファスナー合流)本線が混雑している時ほど、手前から無理に入ると後続・本線の両者の流れが悪くなります。

「加速しながら合流するのがどうしても怖い」という人もいますが、合流時に減速・停止する方がよっぽど危険です。
合流に慣れるまでは、交通量の少ない時間帯に練習したりなどと経験を積んでからの方が安心です。

しかし、ごく稀に合流の進路妨害をしてくるドライバーもいるため、状況に応じて減速が必要になる時もあるかもしれませんが、停止だけはしないように気を付けましょう。

一度でも停止してしまうと加速しきれずに、本線を走る時速80〜100kmの流れに乗れなくなり、結果として周囲の車に危険を及ぼす可能性があります。

ウィンカーは周囲の人のために点灯するもの

ウィンカーを出さない、曲がる直前に出す、曲がりながら出すのはNGです。

ウィンカーの役割は周囲の人に自分の行動・意思を示すことであり、ただ出せばいいというものではありません。

ウィンカーを出すタイミングは、「車線変更を行う3秒前」および「右左折する地点から30メートル手前の地点に達した時」と道路交通法で定められています。

反対に、ウィンカーを早く出しすぎると「この車はどこに行きたいんだ?」と返って混乱を招きますので、適切なタイミングで出さなければなりません。

無理をしないこと

慎重なのはとても良いことですが車の運転にはタイミングが重要で、一瞬の判断ミスが命取りになることさえあります。

例えば、交通量の多い道路を右折するとします。

ぼーっと待つ → 「あれ?今行けるかな?」 → 「うーん、どうしよう?」 → 「行っちゃえ!」 →

対向車が途切れる場面で「うーん、どうしよう?」と考えている時点で既に遅く、結果的に対向車がブレーキを踏みざるを得ない状況、最悪の場合衝突します。

「何でこのタイミングで来るの!?」というドライバーは、「対向車の速度と距離が正確に把握できていないこと」と「判断が遅い」もしくは「何も考えていない」のです。

どうしても判断が難しいと感じたら無理に進む必要はありません。時差式信号であれば安全に行けるタイミングが必ず来ます。
後続車から嫌なオーラを感じたり、強引に追い越されたり、クラクションを鳴らされても事故を起こすよりはマシです。

速度と距離について

車の運転には速度と距離の関係性を知ることも大切です。

時速20km〜100kmで走行する車が3秒間にそれぞれ何メートル進むかを知っていますか?
普通車は全長4.5mとします。

走行速度
3秒間で進む距離
普通車何台分?
20km/h
約16.5m
約3.5台分
40km/h
約33m
約7台分
60km/h
約49.5m
約11台分
80km/h
約66m
約14.5台分
100km/h
約82.5m
約18台分

たった時速20kmでも3秒間よそ見しただけで、普通車3〜4台分の距離を進むことになります。
スマホやTV、ほやほやの事故現場など、他に気を取られることがあっても絶対に脇見運転はやめましょう。

初心者ドライバーで運転に不慣れな期間は、上手に駐車できなかったり周囲に迷惑をかけてしまうこともあると思います。

しかし、少しでも知識を蓄えて意識的に運転することで上達スピードも変わってきますし、結果として事故やトラブルの危険性も少なくなるはずです。

公道に出れば、良いドライバーも悪いドライバーも様々ですが、良い例だけを吸収して悪い例はマネをしないようにしてください。

特に、運転に慣れてきた頃が一番危ないと言われているように、19歳以下の事故率は他の年齢層よりもはるかに上回っています。

一部の若者の場合「彼女や友達にかっこよく見られたい」などのしょうもない理由から無謀運転に走りかねません。

車の運転には常にリスクがあることを頭に入れて、十分に気を付けて運転しましょう。