【第1回:一時停止率調査】一時停止をしない車多すぎ!一般車と社有車で大きな差、3割を下回る結果に・・・

目次

調査条件

調査場所首都圏某所の交通量が多い十字路の交差点(片方に一時停止義務)
道路の特徴道幅5.5〜6mほどの比較的狭い道路だが、主要道路への抜け道となっていることから交通量が多く、近くに公園や商業施設もあり歩行者や自転車の通行量も多い。
調査時間45分間(平日 / 日中)
調査理由どのくらいの割合で一時停止するドライバーがいるのかが気になったため。
調査対象自転車以外の車両すべて
判定基準「一時停止」以外は全て×。徐行や停止線オーバーでの停止も×。
備考「社有車」はトラックやタクシーなど業務中の車両を対象とします。
備考2警察による取締りは行われない。検挙後に停車できるスペースがないためと推測。

調査結果

対象車両は合計133台

45分間で通過した133台のうち、一般車が112台 / 社有車が31台で、そのうち男性ドライバーが99人 / 女性ドライバーが34人でした。

以下、今回の調査対象となった133台分の記録で、案の定「×」まみれです。(No.は通過順)

No.
判定
性別
No.
判定
性別
No.
判定
性別
No.
判定
性別
1
×
女性
2
×
男性
3
男性
4
男性
5
男性
6
×
男性
7
×
男性
8
×
女性
9
男性
10
男性
11
×
男性
12
×
男性
13
×
男性
14
男性
15
×
男性
16
×
男性
17
×
男性
18
×
男性
19
×
男性
20
×
男性
21
×
男性
22
×
男性
23
×
男性
24
×
男性
25
×
女性
26
×
女性
27
×
男性
28
×
男性
29
×
女性
30
×
男性
31
×
男性
32
男性
33
×
男性
34
×
男性
35
×
男性
36
×
男性
37
×
男性
38
男性
39
×
女性
40
男性
41
×
男性
42
×
男性
43
×
男性
44
×
男性
45
×
男性
46
女性
47
×
女性
48
女性
49
男性
50
×
女性
51
×
男性
52
女性
53
×
男性
54
×
男性
55
×
男性
56
×
女性
57
男性
58
男性
59
×
男性
60
×
女性
61
×
男性
62
×
女性
63
×
女性
64
男性
65
男性
66
×
男性
67
×
男性
68
×
男性
69
×
男性
70
×
男性
71
×
男性
72
×
男性
73
×
女性
74
×
女性
75
×
男性
76
×
女性
77
×
女性
78
×
男性
79
×
女性
80
×
男性
81
×
男性
82
女性
83
男性
84
×
女性
85
×
男性
86
男性
87
男性
88
×
男性
89
男性
90
×
男性
91
女性
92
×
男性
93
×
男性
94
×
男性
95
×
女性
96
×
男性
97
×
女性
98
男性
99
×
男性
100
×
男性
101
×
男性
102
×
男性
103
×
男性
104
×
男性
105
男性
106
×
男性
107
×
女性
108
×
女性
109
男性
110
×
男性
111
×
女性
112
×
男性
113
女性
114
男性
115
×
男性
116
男性
117
×
男性
118
×
男性
119
×
男性
120
男性
121
×
女性
122
×
男性
123
×
男性
124
×
男性
125
×
男性
126
×
男性
127
×
女性
128
×
男性
129
×
男性
130
×
女性
131
×
女性
132
女性
133
×
男性

※通過No.130に至っては、減速なし&速度超過という最低なドライバー(50代くらい)でした。

全体の一時停止率は「23%」

45分間で通過した133台のうち、一時停止31台 / 一時停止無視102台となり、一時停止率はたったの「23%(4.3台に1台)」と2割しか一時停止をしませんでした。

性別で見ると、男性ドライバーでは99台中24台が一時停止をして「24%(4.1台に1台)」、女性ドライバーでは34台中7台で「20%(4.8台に1台)」でした。

ちなみに、自転車も多く通過しましたが、確認した範囲での一時停止率は「0%」でした。

一般車の調査結果

一般車のドライバー112台に限定して見てみると、一時停止18台 / 一時停止無視94台となり、一時停止率は驚愕の「16%(6.1台に1台)」です。

性別で見ると、男性ドライバーでは71台中13台が一時停止をして「18%(5.4台に1台)」、女性ドライバーでは31台中5台で「16%(6.2台に1台)」でした。

【○】一時停止をした一般車のドライバー(112台中18台)

下記は、一時停止をした一般車のドライバーの詳細です。(※年齢層はぱっと見の印象なので正確ではありません。)

No.
ドライバー
車種
14
20代男性
中型バイク
38
60代男性
ソリオ / スズキ
40
50代男性
ヤリス / トヨタ
48
40代女性
ジャスティ / スバル
49
60代男性
ソリオ / スズキ(No.38とは別の方)
52
30代女性
ヴィッツ / トヨタ
57
60代男性
ヴェゼル / ホンダ
83
20代男性
ラパン / ダイハツ
86
40代男性
サンバー ディアス / スバル
87
50代男性
ハリアー / トヨタ
91
30代女性
N-BOX / ホンダ
98
30代男性
タント / ダイハツ
105
70代男性
ノート / 日産
109
40代男性
原付バイク
113
20代女性
ワゴンR / スズキ
116
50代男性
アクア / トヨタ
120
70代男性
軽トラック
132
40代女性
ワゴンR スティングレー / スズキ

交通ルールやマナーに関して、何かと悪評が多いミニバンや輸入車も多く通過しましたが、結果1台も停まりませんでした。

結局、評判通り・見た目通りのドライバーが大半を占めるせいで、イメージが悪くなってしまうのは残念ですね。

社有車の調査結果

社有車のドライバー31台に限定して見てみると、一時停止13台 / 一時停止無視18台となり、一時停止率は「42%(2.4台に1台)」で一般車を大幅に上回る数字となりました。

性別で見ると、男性ドライバーでは28台中11台が一時停止をして「39%(2.5台に1台)」、女性ドライバーでは3台中2台で「66%(1.5台に1台)」でした。

【○】一時停止をした社有車のドライバー(31台中13台)

下記は、一時停止をした社有車のドライバーの詳細です。(※年齢層はぱっと見の印象なので正確ではありません。)

No.
ドライバー
車種(社名)
3
30代男性
トラック(コープデリ)
4
40代男性
トラック(コープデリ)
5
50代男性
トラック(不明)
9
30代男性
トラック(コープデリ)
10
30代男性
トラック(コープデリ)
32
40代男性
トラック(関電工)
46
30代女性
原付バイク(ヤクルト)
58
40代男性
トラック(公営)
64
40代男性
トラック(不明)
65
50代男性
タクシー(不明)
82
40代女性
トラック(山新運輸)
89
30代男性
トラック(不明)
114
40代男性
トラック(不明)

宅配サービス「コープデリ」は6台中4台が一時停止、同業の「パルシステム」は2台中2台とも一時停止無視。タクシーに至っては乗客を乗せているにも関わらず、4台中1台しか一時停止をしませんでした。

まとめ

45分間で133台が通過し、一時停止をした車はたったの31台、残りの102台が一時停止無視という非常に残念な結果でした。133台のうち、一般車112台(バイク6台)/ 社有車31台(トラックやタクシーなど)です。

全体の一時停止率は「23%」で約4.3台に1台しか一時停止をしなかったということになります。

しかし、一般車と社有車を分けてみると、一般車の一時停止率は「16%」に対し社有車は「42%」と大きな差があることがわかりました。

また、性別で分けてみると男性ドライバーの一時停止率は「24%」、女性ドライバーは「20%」と女性ドライバーの方がやや下回る結果となりました。

一時停止無視のドライバーの特徴

男性ドライバーの7割くらいは、一時停止の認識が少しあるようで「徐行」あるいは「停止線を超えてからの停止」が多い印象でした。

自分勝手なドライバーは、自分の進行方向しか見ていないため一時停止の認識はないに等しく、優先道路の区別もできない、歩行者がいても自分が先、というような運転で、ミニバンと輸入車の女性ドライバーは全体的に酷く、そのうち事故ると思います。

一時停止をしたドライバーの特徴

「普段から当たり前に一時停止をしている」減速の仕方・動作で、周囲の車の動きが先読み出来ており、車だけでなく歩行者や自転車の動きにも注意を払っていました。

今回の調査結果を受けて、個人的には50台に1台くらいの感覚だったので全体で20%を超えたことには驚いたものの、道交法を軽視しているドライバーが多すぎて残念です。

一時停止を軽微な違反と捉えているドライバーが多いようですが運が悪ければ死亡事故にも繋がりかねませんので、安全運転に対する意識をもっと持ってもらいたいです。

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