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すでに納車半年待ちの日産の新型SUV「キックス」は買いなのか?スペック&競合車比較

日産は2020年6月30日に、リーフ以来の新型車となる、コンパクトSUV「キックス」の発売を開始しました。

初代キックス(KIX)は、2008年に三菱・パジェロミニのOEM車として発売され、2012年に生産終了となりましたが、フルモデルチェンジを行い2020年に2代目キックス(KICKS)としてデビューしました。

日本での発売は2020年になりましたが、海外市場ではすでに2016年から発売されています。

新型キックスのグレードは「X」と「X ツートーンインテリアエディション」の2つで、前輪駆動のe-POWERのみの設定となっています。

日産ディーラーの営業さんによると、納車は2021年1月頃とすでに半年待ちとなっているそうで注目度も高いです。(※新型コロナウイルスの影響での遅れもあります。)

そこで今回は、キックスの基本スペックや競合車との比較について、詳しく解説していきます。

キックスの価格は?

新型キックスのグレードは2種のみで、「X」が2,759,900円、「X ツートーンインテリアエディション」が2,869,900円となっています。

キックスのオンライン見積もり結果

・グレード X(2WD)  2,759,900円
・オプション(⭐︎)   432,929円
>>車両本体合計額   3,192,829円
・諸費用        111,004円
>>支払い総額      3,303,833円

⭐︎オプションの内容
・ナビレコお買い得パック(ナビ+ドラレコ+ETC2.0):308,629円
・インテリジェントアラウンドビューモニター+インテリジェントルームミラー:69,300円
・前席ヒーター付シート+ステアリングヒーター:55,000円

プロパイロットなどのセーフティ系の装備は標準装備なので、オプションであれこれ付けなくても十分です。

ディーラーオプションの「ナビレコお買い得パック」は、ナビ、ドライブレコーダー、ETC2.0がセットになっており、通常合計価格338,629円のところ308,629円(取付費込)で購入できるためおすすめです。

キックスの内外装は?
エクステリア

フロントマスクは、新型スカイラインに近いデザインでVラインの誇張が目立たなくなりました。

ボディサイズは、写真で見るよりも実物の方がかなりコンパクトで、「思ったより小さい!」というのが初見の感想でした。

インテリア

ナビは埋め込み式、エンジンのON/OFFはボタン式、シフトレバーはプリウス式です。

プロパイロットやオートブレーキホールド機能は全グレード標準装備です。

車両価格のわりに、シートやインパネ周りの質感が上質で、ドアの開閉もしっかり重厚感がありました。

キックスのスペックは?

キックスは、e-POWERを搭載しているので、エンジンは1.2L直列3気筒と小さめのものを積んでいます。

ボディサイズは、マツダ・CX-3やホンダ・ヴェゼルなどとほぼ同じ大きさで、取り回しが良くちょうどいいサイズです。

寸法
4,290×1,760×1,610mm
ホイールベース
2,620mm
最小回転半径
5.1m
駆動方式
前輪駆動
タイヤ(前後)
205/55R17 91V
エンジン
DOHC水冷直列3気筒
総排気量
1,198cc
最高出力
82PS/6000rpm
最大トルク
103Nm/3600-5200rpm
モーター最高出力
129PS/4000-8992rpm
モーター最大トルク
260Nm/500-3008rpm
使用燃料
レギュラーガソリン
タンク容量
41L
燃費(WLTCモード)
21.6km/L
キックスの機能・装備は?

プロパイロットを始め、ABS(アンチロックブレーキシステム)や車線逸脱警報、車線逸脱防止支援システムなどのセーフティ系装備が全グレード標準装備となっています。

キックスに搭載されているプロパイロットは、スカイラインに搭載されているプロパイロット2.0よりも下級システムではあるものの使い勝手は十分です。

プライバシーガラス
標準装備
LEDヘッドランプ
標準装備
インテリジェントオートライトシステム
標準装備
LEDフォグランプ
標準装備
インテリジェントアラウンドビューモニター
オプション
インテリジェントルームミラー
オプション
バックビューモニター
オプション
ステアリングヒーター
Xのみオプション
電動パーキングブレーキ
標準装備
オートブレーキホールド
標準装備
日産オリジナルナビゲーション
オプション
ドライブレコーダー
オプション
ETC2.0/ETCユニット
オプション
シャークフィンアンテナ
標準装備
前席ヒーター付シート
Xのみオプション
プロパイロット
標準装備
踏み間違い衝突防止アシスト
標準装備
SOSコール
標準装備
プロパイロットの種類

プロパイロット
・インテリジェントクルーズコントロール(全車速追従ACC)
・ハンドル支援

プロパイロット2.0
・インテリジェントクルーズコントロール(全車速追従ACC)
・ハンドル支援
・高速道路の同一車線内でハンズフリーが可能なナビ連動ルート走行機能
・360°センシング(7個のカメラ、5個のレーダー、12個のソナーで周辺車両や白線などを検知)
・インテリジェントインターフェース(周囲の状況を認識し、車線変更のタイミングを相互的に決定)

競合車比較

以下の競合モデルと、価格やスペック、機能・装備を比較して見ていきます。

比較対象車種
・キックス/日産(e-POWER)
・C-HR/トヨタ(ガソリン/ハイブリッド)
・CX-3/マツダ(ガソリン/ディーゼル)
・ヴェゼル/ホンダ(ガソリン/ハイブリッド)
・RVR/三菱(ガソリン)
・エスクード/スズキ(ガソリン)

平均価格が安いのは?(グレードの平均値)
 RVR / 三菱(2,349,600円)
 CX-3 / マツダ(2,544,300円)
 ヴェゼル / ホンダ(2,546,806円)
 C-HR / トヨタ(2,681,000円)
 エスクード / スズキ(2,708,200円)
 キックス / 日産 (2,814,900円)
ボディサイズが大きいのは?(全長+全幅+全高の合計値)
 RVR / 三菱(4,365×1,770×1,630mm)
 C-HR / トヨタ(4,390×1,795×1,550mm)
 ヴェゼル / ホンダ(4,330×1,770×1,605mm)
 キックス / 日産(4,290×1,760×1,610mm)
 CX-3 / マツダ(4,275×1,765×1,550mm)
 エスクード / スズキ(4,175×1,775×1,610mm)
燃費が良いのは?(平均値)
 ヴェゼル / ホンダ(22.3km/L)
 キックス / 日産(21.6km/L)
 C-HR / トヨタ(20.6km/L)
 CX-3 / マツダ(19.2km/L)
 エスクード / スズキ(16.0km/L)
 RVR / 三菱(13.3km/L)
総排気量が大きいのは?
 CX-3 / マツダ(1,756 / 1,997cc)
 RVR / 三菱(1,798cc)
 C-HR / トヨタ(1,196 / 1,797cc)
 ヴェゼル / ホンダ(1,496cc)
 エスクード / スズキ(1,371cc)
 キックス / 日産(1,198cc)
エンジンの最高出力が大きいのは?
 CX-3 / マツダ(116PS / 150PS)
 RVR / 三菱(139PS)
 エスクード / スズキ(136PS)
 ヴェゼル / ホンダ(132PS)
 C-HR / トヨタ(98PS/116PS)
 キックス / 日産(82PS)
エンジンの最大トルクが大きいのは?
 CX-3 / マツダ(195Nm / 270Nm)
 エスクード / スズキ(210Nm)
 C-HR / トヨタ(142Nm / 185Nm)
 RVR / 三菱(172Nm)
 ヴェゼル / ホンダ(156Nm)
 キックス / 日産(103Nm)
モーターの最高出力/最大トルクが大きいのは?

※CX-3/マツダ、RVR/三菱、エスクード/スズキは、モーターを積んでいないので対象外です。

 キックス / 日産(129PS / 260Nm)
 C-HR / トヨタ(72PS / 163Nm)
 ヴェゼル / ホンダ(29.5PS / 160Nm)
主要装備は?

※グレードにより一部設定なし/オプション装備

キックス
C-HR
ヴェゼル
CX-3
RVR
エスクード
電動パーキングブレーキ
×
×
ブレーキホールド
×
×
全車速追従ACC
×
×
ブラインドスポットモニター
×
×
360°モニター
×
×
HDディスプレイ
×
×
×
×
2019年に最も売れた人気車種は?

※乗用車総合50位以内の車種のみ、キックスは未発売のため統計なし

 ヴェゼル / ホンダ(55,886台 / 14位)
 C-HR / トヨタ(55,677台 / 15位)
 CX-3 / マツダ(CX-3台 / 49位)
まとめ キックスは買いなのか?

キックスを競合車と比較してみても、競合車の中で発売日が一番新しいことや最新の技術を取り入れている点など、全体的なバランスが良いことから、買って損はない車だと思います。

しかし、今後数年間の売れ行きによって、リセールバリューの良し悪しが決まってくるので、売却する時のことまでを考えるのであれば、少し様子見という選択肢もあります。

また、セーフティ系の機能・装備の多くが標準装備であるため、ボディカラーやアクセサリーに拘らなければ、オプション装備にかかる費用が数万円〜数十万円以内程度で済むため、乗り出し価格300万+αが総支払い金額の目安です。

リーフ以来の新型車とあって注目度も高いので、気になる方はぜひ試乗してみてください。