ガリバーフリマとは、中古車売買大手の「ガリバー」が2015年9月に開始した、所有している自動車をWEBやアプリ上で個人間売買ができるサービスで、国産車・輸入車で8500件以上(2020年7月現在)の中古車が出品されており、随時入れ替わっています。
メルカリやラクマなどのフリマアプリと同様のシステムで、会員登録をすると車の出品や購入ができます。
個人間売買とはいえ、出品された車はしっかりとガリバーフリマが修復歴や走行距離などをチェックしていますし、双方が完全匿名で利用できるのでプライバシーも守られます。
ガリバーフリマが仲介役となるため、面倒な手続きや未入金などの心配がなく、ローンも利用することができます。
ガリバーフリマでは、個人間売買に抵抗がある人でも、出品者・購入者ともに安心して利用できるメリットがたくさんあります。
ガリバーフリマでは、出品や購入、メッセージのやり取りなどは利用者同士が行いますが、面倒な書類の手続きや金銭のやり取りはガリバーが仲介してくれるので、誰でも簡単に車の売買ができます。
納車時も、ガリバースタッフが出品者の自宅に車を引き取りに来てくれ、購入者の最寄りのガリバー店舗まで運んでくれるため、取引相手と直接顔を合わせることはありません。(直接取引も可能)
1. 会員登録、ログイン(アプリを利用する場合はアプリのダウンロード)
2.「出品する」ボタンから出品する車両の情報入力や写真のアップロード
3. 購入申請を待つ(掲載期間は120日間)
4. 購入申請が来たら「許可」または「拒否」を選択
5. 売却決定後は近隣のガリバー店舗にて書類手続き&売上金の振込
まずは、愛車の売却価格相場をチェック!
ガリバーフリマよりも中古車買取店の方が高値で売れる可能性もあるので、まずは一括査定で愛車のおおよその買取価格を調べてみましょう。
「でも、一括査定に申し込むとあちこちから営業電話がかかってきてうんざりする・・・。」という経験がある人には、車買取の「MOTA」がおすすめです。
・申し込み日の翌日18時に概算査定結果がわかる
・最大10社以上の一括査定が可能
・高額査定の買取店3社のみとの交渉なので、多数からの営業電話がかかってこない
・実車を見なくても概算金額を出してくれる
MOTA公式サイトでは、人気車種の価格相場や過去の査定実績を見ることができます。
1. 会員登録、ログイン(アプリを利用する場合はアプリのダウンロード)
2. 欲しい車を検索し、気になる点があれば出品者に質問
3.「購入申請」ボタンから購入を申請
4. 支払い方法などの必要情報やオプション(内外装クリーニングや洗車)を選択
5. 出品者から購入の許可が下りたら購入が確定(キャンセル不可)
6. 代金の支払い、必要書類の送付
7. 最寄りのガリバー店舗にて納車
ガリバーフリマの会員登録、年会費、出品料、車両本体の消費税はすべて無料ですが、売却の成約金額に応じて以下の手数料が発生します。(2020年7月現在)
ガリバーフリマでは、書類手続きや納車などを代行してもらう「仲介取引」と個人間で手続きや納車を行う「直接取引」があり、どちらを選ぶかにより成約手数料が変わります。
成約手数料については、売上代金から規定の手数料が差し引かれた額が出品者に振り込まれるので、別途支払う必要はありません。
直接取引であれば仲介取引の半額の成約手数料になります。
ガリバーフリマでは、車が売れるまでは利用者に金銭的な負担が一切ないので、誰でも気軽に出品することができるのも魅力のひとつです。
ネットオークション大手の「Yahoo!オークション(ヤフオク)」で発生する手数料
・落札システム利用料が落札額の8.8%〜10%
・出品システム利用料が3,080円(税込)
・落札システム利用料が3,080円(税込)
・出品取消にかかる手数料が3,080円(税込)/ 1件あたり
・有料オプションあり
・プレミアム会員になる場合は月額462円(税抜)の会費が発生
メリットが多いガリバーフリマですが、もちろん個人間売買特有のデメリットもあります。
メルカリやラクマなどのフリマアプリを利用したことがある人は想像しやすいかと思いますが、以下のようなデメリットに対して、気をつけるべきことをまとめました。
売りたい車の相場と中古車買取店での査定額をチェックしましょう。
車の状態が悪い場合には、大幅に価格を下げるか修復するかなどの措置を考える、紹介文の書き方の見直しなどをガリバースタッフに相談してみるのも手です。
需要の少ない車種だったり、傷や汚れが目立つ場合は、中古車買取店で売却した方が高値で売れる可能性がある、または、時間をかけずに売却しやすいです。
ガリバーフリマで条件が近いの中古車の相場と一括査定を利用して、比較してみることをおすすめします。
アプリ内のメッセージ機能を活用して、双方に問題点がないか細かくコミュニケーションを取ることが重要です。
「言っていたのと違う」などの認識相違によるトラブルを防ぐために、売買成立前のやり取りをきちんと記録に残しておきましょう。
また、マナーや礼儀がなっていないなど、少しでも相手に不信感や不快感を持つようであれば、取引しない方が今後のトラブル防止にもつながります。
基本的に成約した時点でキャンセルはできません。
成約後に、個人的な都合で「やっぱり売りたくない!」「違うものが欲しくなったからやっぱり買わない!」は通用しないので、じっくり考えてから出品・購入しましょう。
ただし、「出品者が虚偽の申告をしていた」「取引相手と連絡が取れなくなった」などの正当な理由がある場合には、ガリバーが間に入って対応してくれます。
車の個人間売買では「個人情報を見ず知らずの人に教えたくない」「手続きや納車はどちらがどのように行うのか」「余計な時間もお金もかかって面倒」などの不安要素が多くありますが、そんな不安を取り除いてくれるのがガリバーフリマです。
ガリバーフリマでは、「完全匿名制」「手続きや納車の代行」「金銭のやり取りの代行」が可能なので、個人間売買に抵抗がある人でも安心して利用できるのではないでしょうか。
また、SNSで「ガリバーフリマ」と検索すると、実際に利用した方々のリアルな感想が見られるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。