新型コロナウイルスの感染者数が連日増加傾向にある日本。
そんな中、3密(密閉・密集・密接)を避けるための移動手段として、公共交通機関(電車やバス)を利用せず、マイカー移動をする人が急増しています。
マイカーであれば、他人と接触することなく自宅から目的地まで移動でき、数日分の食料などを買いだめしても持ち帰りに困らないという理由から、新型コロナウイルス感染防止対策としてマイカーの需要が高まっています。
通勤ラッシュの満員電車を避けるためにマイカー通勤を推奨している会社も多く、今後もクルマの需要が増えていくと予想できます。
また、ストレスが溜まりやすい自粛生活の中でも、マイカーがあればドライブに出かけて気分転換することもできます。
しかし、車を持つと、車両本体代から駐車場の契約、税金や任意保険などといった様々な諸経費がかかるため、「マイカーが欲しいけど、今すぐクルマを購入するのは難しい」という人も多いと思います。
マイカー購入となれば初期費用として、少なくとも数十万円以上は一気に飛んでしまいますよね。
そこで、注目を集めているのが、定額の月額料金で乗れるカーリースやサブスクリプション、必要な時に乗れるカーシェアリングやレンタカーです。
それぞれのサービスの仕組みやメリット・デメリットをふまえて説明していきます。
マイカー購入となると、頭金、税金、保険、メンテナンス費用、駐車場代などと、すべてが自己負担となりますが、これらのサービスすべてに共通しているのは、「頭金不要、税金の負担なし、選べる車種に制限がある」ということです。
毎月定額の利用料金を支払うカーリースとサブスクリプションでは、頭金や税金の個人的負担がないため、車を購入してローンを組むよりも初期費用や維持費が抑えられます。
カーリースとサブスクリプションは大方同じようなサービス内容ですが、「任意保険」が固定料金に含まれているかが大きな違いです。
サブスクリプションには任意保険が固定料金に含まれていますが、カーリースの場合は、別途個人で契約する必要があります。
※サービス提供会社や契約プランによってサービス内容が異なる場合があります。
・毎月定額で車に乗れる
・初期費用が抑えられる
・新車に乗れる
・頭金、税金などの負担がない
・任意保険の負担がない(サブスクリプションのみ)
・「わ」ナンバーではない
・契約期間に縛りがある
・中途解約の場合は違約金が発生する
・走行距離に縛りがある
・あくまでも借り物である
・車種に限りがある
カーシェアリングやレンタカーは、車が必要な時にだけ借りることができるため、諸経費や駐車場を契約する必要がありません。
カーシェアリングの場合は、利用料金とは別に月会費(1,000円程度)の支払いが発生しますが、近隣のコインパーキング(タイムズや三井のリパークなど)から入出庫できるので非常に便利です。
・使いたい時に使いたいだけ乗れる
・目的に合わせていろんな車種を選べる
・面倒な契約がない
・ガソリン代がかからない(カーシェアリングのみ)
・毎月の固定費がかからない(レンタカーのみ)
・不特定多数の人と共有するため、「車内の臭いや汚れ、時間通りに返却されない」などのトラブルがある
・人気車種や休日は予約が取りづらい
・車種に限りがある
・利用頻度によっては高くつくことがある
・自宅周辺にステーションがない(カーシェアリングの場合)
[jin_icon_checkcircle] コロナ禍においてのカーシェアリング・レンタカー利用で気をつけるべきこと
カーシェアリングもレンタカーもどちらも「他人と共有する」という点は同じです。
不特定多数の人が利用するということは、個人で所有するマイカーやカーリースに比べて、少なからず感染リスクが高まります。
レンタカーであれば営業所のスタッフが除菌・消毒を行なってくれるますが、カーシェアリングの場合は「前の人が使ったままの車を使う」ことになるので、個人でしっかりと除菌対策をする必要があります。
車内の空気中には、花粉やダニなどのアレルゲン物質や付着臭(タバコ・ペット・カビ・食べ物など)などの見えない汚れが溜まっています。
特に、不特定多数の人が利用するカーシェアリングやレンタカーや、家族など複数人で1台の車を共有している場合には要注意です。
そこで、車内の空気浄化・除菌グッズで、しっかりと対策を行うことをおすすめします。

波長240-280nmの紫外線によって、細菌の繁殖能力を破壊して徹底的に殺菌します。コンパクトなサイズで持ち運びもできるため、車内や外出先などと場所を選ばずに使用できるので非常に便利です。

除菌・脱臭効果のある微細粒子をスプレーで吹きかけるだけで除菌ができる便利アイテムです。噴霧距離が広く短時間で広範囲の除菌・消臭が可能で、車内だけでなく家庭やオフィスでも役立ちます。

光触媒担持チタンメッシュフィルター「TMiP」搭載(特許取得)のカップホルダータイプの空気清浄機です。酸化力の強い光触媒効果で、付着臭(タバコ臭や汗臭、ペット臭など)を分解し、さらには除菌率99.9%、ウイルス除去率99.9%を実現しています。
今では、ライフスタイルや金銭事情に合わせて車の所有方法を選べるようになり、手軽で便利なサービスが増えています。
カーリースでは、軽自動車であれば月額1万円代からリースすることができ、カーシェアリングでは10〜15分単位から24時間単位で利用することが可能です。
サブスクリプションの場合は、任意保険代やメンテナンス費用が料金に含まれているため、コンパクトカーでも月額3万円〜となっていますが、トヨタやホンダ、ボルボ、BMWなどの様々なメーカーがサービス提供を行っています。
新車や中古車をローンを組んで購入すると初期費用や諸経費がかさみ、リセールの良し悪しでも負担額が変わってきますが、リースやサブスクならその心配がありません。
「今すぐ車が欲しいけど購入はちょっと・・・」という場合には、これらのサービスの利用を検討してみることをおすすめします。