近年では、スマートフォンを車載システムとして使用できる、Apple CarPlay(アップルカープレイ)およびAndroid Auto(アンドロイドオート)を純正インフォテイメントシステムに採用するメーカー・車種が増えています。
そこで今回は、Apple CarPlayおよびAndroid Autoの基礎知識と搭載車種(国産車)を紹介していきます。
輸入車のApple CarPlayおよびAndroid Auto搭載車種は、こちらからご覧いただけます。
Apple CarPlayやAndroid Autoでは、iPhoneやAndroidのスマートフォンを車載システムとして使用でき、USBポートかワイヤレス機能で接続し設定します。
Apple CarPlayとAndroid Autoの機能はほぼ同様で、「Apple」か「Google」かの違いです。
カーナビのディスプレイをスマートフォン画面の代わりとして、グーグルマップや音声認識、音楽再生などのアプリケーションを使用できるため、非常に利便性の高いインフォテイメントシステムです。
2020年現在では多くの車種に採用されており、アストン・マーチンやベントレーなどの超高級車を含め、500車種以上の車種と提携しています。
スマートフォン連携システムにはメリット・デメリットがあり、使い勝手の良し悪しについては個人差があります。
・個人のスマートフォンの情報をそのまま車載システムとして使用できる
・音声認識でハンズフリー操作ができる
・地図の更新料や更新の手間がかからない
・使い慣れている画面なので、直感的に操作ができる
・世界各国で使用できる
・スマートフォンを自宅に忘れたら使い物にならない
・地図アプリのルート案内がイマイチ(と言われている)
・有料道路回避の設定が面倒
・利用料金がかかる場合がある
※2020年現行車種(商用車は除外)に限ります。個人調査のため情報に誤りがある場合がございます。
※Apple CarPlayのみ
※Apple CarPlayのみ
※Apple CarPlay推奨
※Apple CarPlayのみ
その他設定なし
その他設定なし
その他設定なし
アルト ワークス
ジムニー シエラ
スイフト スポーツ
スペーシア カスタム
スペーシア ギア
ソリオ バンディット
ワゴンR スティングレー
※スズキ純正カーオーディオ(モニター付DVD/CD/USBプレーヤー)
※Apple CarPlayのみ
9V型HD / Apple CarPlay / Andriod Auto / Bluetooth / USB / チューナー・DSPメインユニット / 高性能DSP / 3wayネットワークモード / alexa build-in / Hi-Res Audio / Hi-Res Audio Wireless / 他
10V型 / Android Auto™ / Blu-ray / BLUETOOTH / SDナビ / フルセグ地デジ / USB /SD / iPod / NaviCon / DrivePass / HDブリリアント / 高音質サウンド「音の匠」/ ハイレゾ再生 / ブラックビジョン / ダイレクトレスポンス / 逆走検知警告 / 逆走注意アラーム / CD録音 / 学習型ステアリングリモコン / 専用ドライブレコーダー対応 / 他
6.8V型ワイドVGA / Apple CarPlay / Andriod Auto / Bluetooth / USB / チューナー・DSPメインユニット / 高性能DSP / 3wayネットワークモード / alexa build-in / Hi-Res Audio / Hi-Res Audio Wireless / 他
国産車の大半が「オプション設定」または「オプションサービス」となっている中、マツダではCX-3とMAZDA2・ロードースターの一部グレード以外は全て標準装備としています。
メーカー純正では非搭載であっても、社外品の対応ナビやオーディオを取り付ければ、Apple CarPlay / Android Autoを使用できるため、車を買うよりも手軽に導入したいと考えている場合は検討してみてはいかがでしょうか。