コラム

【輸入車】2019年度新規登録台数ランキング!フェラーリは124%増の982台!

日本自動車輸入組合は、4月6日に2019年度の輸入車新規登録台数(メーカー別)を発表しました。

2019年度(2019年4月〜2020年3月)の輸入車新規登録台数は292,109台で、前年度の307,682台より5.1%減少しました。

2019年度の新規登録台数ランキングを「総合」「生産国別」「スーパーカー」「都道府県別」にまとめてみました。

【総合】2019年度新規登録台数ランキングTOP10
1位
メルセデス・ベンツ
64,539台
96.4%
2位
フォルクスワーゲン
45,537台
87.5%
3位
BMW
44,231台
86.9%
4位
アウディ
25,191台
105.3%
5位
MINI
22,255台
86.3%
6位
ボルボ
18,540台
103.7%
7位
ジープ
14,170台
127.7%
8位
プジョー
10,335台
103.5%
9位
ポルシェ
7,694台
114%
10位
ルノー
6,361台
86.3%

首位は2位を大きく引き離してメルセデス・ベンツとなり、新型AクラスやCクラスが人気となっています。

最新車種では、インフォテイメントシステムに最新AIを導入したり、機能・装備ともに非常にクオリティが高いです。

7位のジープ、9位のポルシェは、前年比が110%を超えており、新型ラングラーや新型カイエンなどが注目を集めました。

一方で、BMWやMINIは前年比が86%台と急落しました。

一部では、代車のBMW・X5での煽り運転事件のせいで、購買意欲の低下やブランドイメージの悪化があったのではないかと予測されています。

【ドイツ車】2019年度新規登録台数ランキングTOP5
1位
メルセデス・ベンツ
64,539台
96.4%
2位
フォルクスワーゲン
45,537台
87.5%
3位
BMW
44,231台
86.9%

かつては、ドイツ車御三家と言われていたアウディは、25,191台とメルセデス・ベンツの2.5分の1程度の登録台数です。

一方で、2015年に排ガス不正問題が発覚したフォルクスワーゲンが信頼を取り戻しつつあり、2019年度は僅差ではあるもののBMWを抜いて2位という結果になりました。

【イギリス車】2019年度新規登録台数ランキング
1位
MINI
22,255台
86.3%
2位
ランドローバー
4,337台
102.6%
3位
ジャガー
2,417台
64.3%
4位
ベントレー
489台
95.9%
5位
マクラーレン
336台
138.8%

2位のランドローバーは、4,337台と全国的にまだまだ台数は少ないものの、SUV人気もあり上昇傾向にあります。

2020年には、ディフェンダーが新型となって復活し、レンジローバー イヴォーグやディスカバリースポーツと同価格帯での発売が予定されています。(ディフェンダーの車両価格は499万円〜)

【イタリア車】2019年度新規登録台数ランキング
1位
フィアット
5,840台
94.9%
2位
アバルト
2,529台
101.2%
3位
アルファ ロメオ
2,118台
81.3%
4位
マセラティ
1,184台
82.6%
5位
フェラーリ
982台
124.9%

2位のアルファ ロメオは、ステルヴィオやジュリアなどの新型モデルを導入したものの、競合車が強すぎることから台数が伸びません。

一方で、フェラーリは前年比124%と好調でした。

新型車では、812スーパーファスト(F12 ベルリネッタの後継モデル)、F8 トリビュート(488 GTBの後継モデル)、SF90 ストラダーレ(初の市販PHEV)などが注目を浴びています。

【フランス車】2019年度新規登録台数ランキング
1位
プジョー
10,335台
103.5%
2位
ルノー
6,361台
86.3%
3位
シトロエン
4,412台
120.8%
4位
DS
923台
119.3%

プジョーは、3008や5008のSUVの売上が好調で、数年前まではあまり見かけなかったプジョーを見かける頻度が上がりました。

一方で、DSは圧倒的な知名度の低さやディーラー数の少なさからか、登録台数は1,000台を割っています。

【アメリカ車】2019年度新規登録台数ランキング
1位
ジープ
14,170台
127.7%
2位
キャデラック
501台
89.1%
3位
シボレー
423台
59.7%
4位
ダッヂ
420台
106.3%
5位
フォード
394台
97%

シボレーは、日本ではカマロとコルベットしか販売していないため、購入層がかなり制限されてしまいます。

本国では、シボレーの人気車種であるタホやサバーバン、ブレイザーなど15車種以上が新車販売されており、日本でももう少しラインナップを増やしてもいいのではないかと数年前から思っています。

ダッヂやフォードはすでに日本を撤退してしまっているので、並行輸入などでの数字かと思われます。

【スーパーカー】2019年度新規登録台数
フェラーリ
イタリア
982台
124.9%
ランボルギーニ
イタリア
737台
137%
ベントレー
イギリス
489台
95.9%
マクラーレン
イギリス
336台
138.8%
アストンマーチン
イギリス
287台
84.9%
ロールス・ロイス
イギリス
246台
110.3%
ブガッティ
イタリア
2台
66.7%

ランボルギーニやベントレーは、新型SUVのウルスやベンテイガが好調で、街中でも見かけるようになりました。

全く高級住宅街ではないものの、同じ地域にベンテイガに乗っている人が2人もいて(両方W12)、羨ましさでいっぱいの毎日です。

都道府県別2019年度新規登録台数ランキング
順位
都道府県名
新規登録台数
前年度順位
1位
東京都
49,650台
1
2位
愛知県
26,477台
3
3位
神奈川県
26,364台
2
4位
大阪府
20,571台
4
5位
兵庫県
14,831台
5
6位
埼玉県
13,491台
7
7位
千葉県
13,220台
6
8位
福岡県
10,862台
8
9位
静岡県
9,952台
9
10位
茨城県
8,401台
10
11位
北海道
7,236台
11
12位
京都府
6,291台
12
13位
広島県
5,941台
13
14位
岐阜県
5,276台
14
15位
群馬県
4,505台
15
16位
三重県
4,479台
16
17位
宮城県
4,109台
18
18位
長野県
3,977台
17
19位
岡山県
3,964台
19
20位
栃木県
3,906台
20
21位
奈良県
3,245台
22
22位
新潟県
3,222台
21
23位
滋賀県
2,901台
23
24位
福島県
2,659台
24
25位
熊本県
2,591台
25
26位
山口県
2,499台
26
27位
石川県
2,474台
27
28位
愛媛県
2,187台
28
29位
福井県
2,030台
29
30位
大分県
1,958台
33
31位
山梨県
1,935台
30
32位
香川県
1,922台
32
33位
富山県
1,891台
31
34位
和歌山県
1,844台
34
35位
鹿児島県
1,628台
35
36位
長崎県
1,525台
37
37位
山形県
1,373台
36
38位
徳島県
1,358台
38
39位
宮崎県
1,159台
40
40位
岩手県
1,100台
39
41位
佐賀県
1,050台
41
42位
秋田県
975台
42
43位
青森県
972台
43
44位
高知県
755台
44
45位
島根県
723台
45
46位
鳥取県
642台
46
47位
沖縄県
620台
47

上位は、東京都を始めとする人口の多い都市部に集中しており、1万台を超えたのは9都府県となりました。

1位の東京都は、2位の愛知県の2倍の台数となっており、他県よりも輸入車の購入率が高いと言えます。

前年度を上回った都道府県(100%以上)
順位
都道府県名
前年比
1位
愛知県
107.8%
2位
徳島県
103%
3位
島根県
102%
4位
香川県
101.8%
5位
高知県
101.5%
6位
奈良県
101.1%
6位
山梨県
101.1%
8位
愛媛県
100.5%
9位
秋田県
100.1%

前年比100%を超えたのは9県ですが、最高でも107.8%と上昇率は低めとなっています。

前年度を大幅に下回った都道府県(90%以下)
ワースト順位
都道府県名
前年比
1位
京都府
86.4%
2位
埼玉県
88%
3位
福岡県
88.3%
4位
三重県
89.8%
5位
北海道
90%

前年比100%を割ったのは38都道府県と、ほとんどの地域で下がっていることがわかります。

最高で7%上回ったのに対して、最大で約14%下回ったことから、全体の登録台数も5%減となりました。

まとめ

2019年度は2018年度に比べ5%減となりましたが、新型コロナウイルスの影響で2020年度はさらに下回ると予想されます。

また、2020年は新型車が続々と発表・発売される予定でしたが、こちらもどんどん先遅れになりそうです。